ホリーズ「The Hollies」

今日紹介するのは、ホリーズというイギリスのロックグループです。日本では「Bus Stop」という曲が大ヒットしましたが、それ以外は日本ではあまり人気の出なかったグループです。とても音楽性の高いグループです。

ホリーズは、なんと言ってもハーモニーがすごい。上手いですよね。総体的にヨーロッパ人というのは、自然にハモレる人種なようで、日本人が考えるほど、ハモルということ自体そう難しくはないようなのです。(日本人というのは、農耕民族=協力=皆同じじゃないとダメ=ユニゾンの文化・・・)(笑)、これは管理人の独断と偏見による日本人ユニゾン説です。日本の音楽はとにかくユニゾン。雅楽を聴いてもらえばわかるけど、ほとんどハーモニーというものがない(まるで無いわけではないのですが)話があまり脱線しないうちに軌道修正します(笑)

当時、ビートルズの3人、(ジョン、ポール、ジョージ)を越えるコーラスは確かに存在しなかった。余談ですが・・ビートルズは歌も演奏も下手だった・・などと言うわけ知り顔の音楽評論家の先生もいらっしゃいますが、とんでもない誤解です。確かにライブなどで聴くと荒削りなところはありますが、これは当時のビートルズのアイドル的な状況下における演奏なので、しょうがないと言えるでしょう。

ただ、このホリーズのコーラスは別格です。アランというとびきり歌の上手い声の良い、リードヴォーカルにグレアム・ナッシュとトニー・ヒックスの3声はビートルズをも越えるような素晴らしいハーモニーを聴かせてくれます。ただ、曲自体はビートルズのように複雑怪奇?なものはほとんど無くてオーソドックスなコード進行で聞きやすい。初期のものでは私はJust One Lookなど大好きですが、この曲に関して言えば、リンダ・ロンシュタットバージョンの方がいいかな。

ビートルズに似ていると言われた彼らですが、お定まりのコード進行という骨組みで曲を作りながら、あれだけ独特の雰囲気のあるサウンドを作れたのは驚異的という他無いような気がします。

この時代のロックバンドが不運だったのは、ビートルズというとんでもないグループとすべて比較されてしまったということでしょうか。ビートルズと同時代に存在していなかったら、ホリーズもゾンビーズもトップを走れたグループだと思います。ただ、ローリング・ストーンズだけは別格で、ミック・ジャガーの強烈な個性とボーカルと独自の曲作りの才能が、ビートルズとは違う音楽世界を構築していました。ビートルズがあっという間に駆け抜けて、解散してしまったの対して、ストーンズは今だに健在というところもすごいですね。

話をホリーズに戻します。
管理人の好きな曲、何曲か挙げると、「I Can’t Let Go」「Too Young to be Married」・・・おとなしいフォークロック調の曲ですが、コーラスが素晴らしい。ナッシュさん脱退後の曲になりますが「Long Cool Woman In Black Dress」・・・
ほとんどスリーコードの単純な曲。だけどカッコイイ。イントロのギターのカッティングなんて、ものすごく都会的というか、車かなんかのCMに長身のブラックドレスに身を包んだ女性を配して、バックにこの曲を流したらものすごいイメージアップのするコマーシャルが出来上がると思うけどなぁ・・・さしずめ車はポルシェカイエンかBMWのX5あたりだったら最高!・・・

話しが脱線ばかりしますが、ホリーズって、そんな色々なイマジネーションをかきたててくれる素敵な音楽を作ってくれたグループです。

そうそう、イギリスでは国歌的な曲となっている、兄弟の誓い「He Ain’t Heavy, He’s My Brother」この曲を聴かずしてホリーズは語れません。名曲ですね。ぜひ聴いてみてください。アランの歌唱力とこのグループのコーラスの上手さを再認識させてくれる曲です。

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