ビートルズの歌うカヴァー曲

ブラームスからいきなりビートルズに飛んでしまうのが当サイトの管理人の支離滅裂なところです。でも、こういうサイトも在って良いと思います。

ビートルズといえば、そのひとつの核にオリジナリティということがあります。彼らはとにかく自分達の曲は自分達で作る・・・それがビートルズの真髄でもあります。その曲作りの才能がビートルズをあれだけ有名にした理由でもあるのですが、その創作の才能が他の人が作った曲をカヴァーした場合に、普通のカヴァー曲には見られないビートルズのオリジナル曲に変身させてしまうという、アレンジの天才ということもいえるかもしれません。

初期のビートルズは他人の作った曲を結構カヴァーしています。
ビートルズの2枚目のアルバムに「With The Beatles」というアルバムがあります。モノクロのジャケットで、サイドからのライティングで顔の陰影がついたとても洒落た印象的なデザインのレコードジャケットです。

このアルバムに収録されている全14曲のうち、カヴァー曲が6曲も入っています。そのどれもがオリジナルの片鱗もありません。すべてのオリジナル曲を聴いたことがあるわけではありませんが、完全にビートルズの音楽になっています。

特に7曲目のPlease Mr. Postmanなどビートルズのオリジナル曲と思っている人も結構いるのではないでしょうか。後に「カーペンターズ」もこの曲をカヴァーしていますが、ビートルズのオリジナル作品をカーペンターズがカヴァーしているのか?と錯覚を起こさせるくらい、ビートルズの編曲とサウンドは完全に自分達の曲にしています。

カヴァー曲というのは料理人にたとえれば、食材。どんな食材(曲)を選んで、これをいかに上手く料理するかは料理人の腕にかかってくるわけです。では、その素晴らしいアレンジとコーラス、サウンドを聴いてください。今聴いても全然古くささを感じませんね。

【Please Mr. Postman 】

こちらはミュージカルの中の曲。ペギー・リーの歌うこの曲を聴いてポールが歌いたくなったという曲。原曲もとても良い曲なんですが、ポールの歌とこの編曲は、原曲の良さをもっと引き出していると思います。テンポを少し早めにして甘くなり過ぎないようにしてラテンテイスト溢れる編曲。ポールの歌手としての力量も存分に発揮された1曲です。ジョージの弾くアコースティックギターも素晴らしい。

【Till There Was You】

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