アランフェス協奏曲

数少ないギターのために書かれた本格的な協奏曲。作曲者はスペインのホアキン・ロドリーゴ。この人の代表作です。曲は3楽章から成り、特に第2楽章の哀愁のあるメロディーは有名です。ギターという楽器はかなり表現力のある楽器なのですが、いかんせん音量が無い。ゆえにジャズやロックの世界ではピックアップ(楽器の弦の真下に付いているマイク)で音を拾い、これをアンプで増幅するいわゆるエレクトリックギターが一般的になっています。

但し、クラシックの場合は、生音重視のためそのまま演奏されることが多いですが、オケの音量に気を使ったりしてかなり大変なようです。管理人が思うにクラシックだからといって生のギターにこだわらずに、マイクで増幅するなり、ジャズで使うようなピックアップ付きのフルアコースティックギターを使用すれば良いと思いますが、このあたりが悪く言えば、クラシック音楽の世界の偏狭さとも言えます。

この第二楽章は多くのジャズミュージュシャンがいろいろな編曲をしてとりあげています。先進的な編曲家のギル・エヴァンスとマイルス・デイビスの共作の「スケッチ・オブ・スペイン」が特に有名ですね。他にはMJQやギタリストのジム・ホールなどもとりあげています。

今日はちょっと変わった演奏で、クラシックギターの多重録音で聴いてみましょう。ギター2台のための編曲と同じですが、シンプルでわかり易く、原曲の雰囲気を残したとても良い編曲だと思います。演奏も素晴らしいです。この1人二重奏を弾いているギタリストの馬部雄進さん、管理人の友人の叔父さんです。

【魅惑のアランフェス 第二楽章/馬部 雄進】

スペインの風景を写した動画もとても綺麗ですね。

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