You Must Believe In Spring-Bill Evans Trio

You Must Believe In Spring・・・・・このアルバムはビルの作品の中ではひときわ美しさの精緻を極めた演奏だと思います。あまりに美しすぎてクリスタルのような冷たさが伝わってきます。アマゾンのこのアルバムについてのレビューが40あまりあったのですが、そのレビューのほとんどがその美しさを絶賛するものばかりなのには驚きました。しかし、ただ単に美しいだけではなく、「美」とは何か?と問われるアルバムでもあるような気がします。

このアルバム全編を通して感じる冷たさは何なのでしょうか?美とは毒をはらんだもののような気もします。ビルのこのアルバムを感傷的という人もいますが、感傷的なものというのはもっと甘くて世俗的な感じのするもののような気がします。このアルバムのビルのピアノは精緻な静寂をともなった破壊への感情が(変な日本語表現ですが)見事なまでにピアノで表現されているような気がします。

エディ・ゴメスのベースもこのビルのピアノにぴったりと寄り添う感じで、その正確なピッチと卓越したテクニックがこのアルバムの完成度を高めています。ビルのアルバムの中でも管理人はこのアルバムが大好きですが、人によっては聴く時を選ぶアルバムかもしれません。管理人はこのような能書きを垂れますが、音楽を聴くときは、純粋に音楽だけ聴いてしまうので、いつでもOKです(笑)

【You Must Believe In Spring】-Bill Evans

いや~、いつ聴いても素晴らしい!

この曲ミシェル・ルグラン作の曲ですが、ミシェル・ルグランって本当に良い曲書きますね。

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