初めて聴いたフルオーケストラの生演奏

管理人がまだ二十歳そこそこの頃、クラシックのオーケストラの演奏を初めて聴きました。当時は東京でもまだ今のように良い音楽ホールが沢山なくて、クラシックの演奏会といえば、上野の東京文化会館がほとんどでした。

オケはニューヨークフィル、世界一金管(楽器)の華やかなオーケストラと当時から言われていました。レナード・バーンスタインが率いてきたわけですが、バーンスタイン指揮のチケットは人気が高く取れなくて、私が聴いたのはピエール・ブーレーズが指揮棒を振った日のコンサート。

ブーレーズといえば、20世紀を代表する現代音楽の作曲家兼指揮者ですが、当時はニューヨークフィルの指揮もしていたんですね。

★補足

記事アップ後にわかりましたが、当時ニューヨーク・フィルはブーレーズが音楽監督をしていたようです。ただ、ニューヨークフィルを率いてきたのは確かにバーンスタインでした。バーンスタインはどういう肩書きで来日したのでしょうか、まあ、音楽とはあまり関係のないことなので、これ以上調べませんが、この記事を読んでどなかたご存知の方がいらしたらコメントしてくれたら嬉しいです。でも、まだこのサイト、インデックスされたばかりで、訪問者もチラホラだと思うので無理ですかね(^_^;)

もう当日はワクワク、ドキドキで最初の曲はワーグナーの「楽劇ニュルンベルグのマイスタージンガー第1幕への前奏曲」最初のジャーンジャージャ、ジャ~ン!(伝わったかな)(笑)これでぶちのめされました。

すごい!と思いましたね。これが生のオーケストラの音なのかと・・・ふくよかで、華やかで、その日は本当に感動で酔いしれました。それがきっかけで東京都交響楽団の会員になりました。ただ、最初に聴いたオケがあまりに華やかな音のオケだったせいか、都響の音はちょっぴりおとなしく聴こえたのも正直な感想です。

「楽劇ニュルンベルグのマイスタージンガー第1幕への前奏曲」聴いてください。この曲はワーグナーの曲の中でもとても勇壮でロマンティックで美しくもある親しみやすい良い曲です。

指揮は「ゲオルク・ショルティ」
演奏は「ウィーンフィルハーモニー交響楽団」です。
こちらも世界でも有数のオーケストラですね。

トゥーランドット

何年か前に聴いたオペラの話です。

プッチーニの「トゥーランドット」という彼の作品ではちょっと
異色の未完の大作です。ただ、今回聞いたのは演劇仕立てではなく、
演奏会形式のものです。

ミューザ川崎という最近できたホールでのものです。
オケは東京交響楽団、指揮者は誰だか忘れました(~o~)
というくらい、人から貰ったチケットであまり期待もしていなくて
プッチーニと言うと「蝶々婦人」のイメージであまり面白くないかな
なんて思っていたんだけど、いやいや、この作品は凄い。

今回はべりオというイタリアの現代作曲家が補完した版の日本では
初演だとのことでしたが、合唱も素晴らしく、日頃睡眠不足なので
寝ようかな・・なんて思っていましたが、
最初のグワ~ン!という不協和音を聞いたとたん眠るどころか、
2時間半引き込まれてしまいました。

話は中国の妖しい「トゥーランドット姫」を主人公に、異国の王やその王子
とのからみを描いた幻想的なお話ですが、ところどころ中国の5音階を使った
メロディーが出てきたりします。ただ、そこに現代的な和声を分厚くつけて
陳腐にならないようにしているところなど、さすがですね。
リウというこのオペラでは助演的な女性はリリックソプラノの日本人の歌手。
なかなか上手い人でした(余談ですがけっこう美人(~o~))

このリウという役柄が実はこのオペラでは、ヒロインよりも人気が出てしまい
話としては散漫になってしまっているようです。異国の王子とトゥーランドット姫
はイタリア人のテノールとソプラノ。このソプラノがすごい!
女子プロレスラーかと思った(失礼!)くらいの体格。役柄にぴったりの
ドラマティックソプラノ。

テノールもなかなか、西洋人の声ってやはり東洋人とは質が違うような気がします。
演奏も合唱も素晴らしく迫力満点。叙情もあって、ひさしぶりに感動して帰って
きました。やはり音楽は生がいいですね。

トゥーランドットの中の最も有名なアリア【誰も寝てはならぬ】です。

ジョヴァンナ・カゾッラ(トゥーランドット)
ニコラ・マルティヌッチ(カラフ)
アレッサンドラ・パチェッティ(リュー)
サイモン・ヤン(ティムール)、他

ウクライナ国立歌劇場管弦楽団、合唱団
カルロ・パッレースキ(指揮)
チャン・イーモウ(演出)
収録:2003年

ソウル・ワールドカップ・スタジアム(ライヴ)