イエスタデイ-The Beatles

ビートルズをあまり知らない人でも、この曲のメロディは聴いたことがある人が多いのではないでしょうか。ビートルズの超有名曲です。管理人が子供の頃、なけなしのお小遣いをはたいて買ったシングル盤を、父親の買ったアンサンブル型のステレオ(多分今の若い人はどういうものだかわからないと思いますが)で聴いていたら、当時のビートルズなどうるさいだけの音楽だと思っていた父親が、「その曲良い曲だな」と云ったのが今でも強く記憶に残っています。

この曲はビートルズの全盛時代の曲なので、作者名が(Lennon-McCartney)の共同クレジットになっていますが、ほとんどポールの作と言ってよい曲です。ポールにしか書けない、独特の印象的なメロディに、なんといっても斬新だったのは、ポールのアコースティックギターと弦楽四重奏だけの伴奏という、当時のロック&ポップスでは考えられないバックの編曲。もちろんアイディアはポールが出したのですが、ビートルズの音楽作りの功労者でもある、「ジョージ・マーチン」の編曲だと思います。

ポールは、朝、目が覚めたらこの曲のメロディが頭に鳴り響いていたので、すかさず書き留めたという結構有名なエピソードがありますが、まさしくこれ、ポールの創作者としての天才性を証明するエピソードだと思います。よく、作曲家というとピアノに向かって難しい顔をしながら作曲する光景を思い浮かべる人が多いようですが、本当に天分の才能のある人は自然とメロディが浮かんできます。ロシアの著名な作曲家のチャイコフスキーの伝記を見ると、子供の頃彼が頭の中にメロディが勝手に鳴って「うるさい!」と思ったことがあるというのを読んだことがあります。シューベルトは、友人たちと食事中にメロディが浮かび、紙が無いとナプキンに書いたという話は有名です。モーツァルトなどもこのタイプの典型でしょうね。天賦の才能のある人とはこういうものです。

日本のJ.ポップのソングライターの作る曲など、ちょっと良いなと思う曲には、あきらかにパクリと思える曲がけっこうあります。ポールの作るメロディはオリジナリティのある独特のポールメロディ。すぐにわかります。この辺がビートルズの偉大さなのです。これは、ジョンにしても遅咲きの才能を開花させたジョージにしてもあてはまります。

ビートルズ時代のジョージの曲なども、ジョージ・ハリソンならではの特徴がすでに表れています。一聴すると、ちょっと間延びしたようなメロディ。でも、これが独特のジョージのメロディなんですね。イエスタデイの解説から少し話が横道にそれてしまいましたが、世界で最もカバーされた曲でもあるイエスタデイですが、原曲の良さはこのビートルズ時代の演奏に勝るものはありません。

The Beatles -【Yesterday】

ラ・クンパルシータ「馬部雄進」

タンゴの曲を弾いたギターデュオというとすぐに思い浮かぶのが「ローリンド・アルメイダとチャーリー・バード」の「TANGO」というアルバム。この二人の世界的なギタリストの弾くタンゴの世界は独自の音楽世界で、管理人の愛聴盤のひとつでもあります。

今日は、このアルバムの紹介ではなく(このアルバムはいつか詳しくご紹介したいと思っています)このアルバムでも演奏されているタンゴの超有名曲「ラ・クンパルシータ」を以前このサイトでもご紹介した管理人の友人の叔父さんの「馬部雄進」さんが、若い頃やはりギターデュオで演奏されています。この曲に関しては、前述の「TANGO」の中のスーパーギタリストお二人の演奏よりも、自由奔放でなかなかに素晴らしい演奏です。

石川嘉信さんというギタリストとのデュオですが、この石川さんというギタリストは全盲の人らしく、当然ですが楽譜は目では読めません。アマチュア?ギタリストのようですが、その即興演奏がなかなか素晴らしく、馬部さんのギターとの息もぴったりです。今日は日本の二人のギタリストの弾く「La Cumparsita」です。

【La Cumparsita】馬部雄進

この動画、世界の名画がずらりと並んでいますね。ベラスケスに始まってアルフォンス・ミュッシャで終わっていたと思っていたら、最後の1枚がありました。かのフェルメールですね。途中も色々な画家の有名作品が出てきます。管理人の大好きな北方ルネッサンスの画家「ヤン・ファン・エイク」の絵もあるなぁ・・・。絵画好きの人も楽しめる動画ですね。

ちょっと余計ですが、大好きな「ヤン・ファン・エイク」の絵アップしておきます。ヤン・ファン・エイクって、本当に素晴らしい画家ですね・・・・

ヤン・ファン・エイク 【ファン・デル・パーレの聖母子】
ヤン・ファン・エイク 【ファン・デル・パーレの聖母子】

ポール・マッカートニーとレジオン・ドヌール勲章

あのポール・マッカートニーにフランスの「レジオン・ドヌール」勲章が授与されましたね。ポールは母国イギリスでは女王陛下から「サー」の称号もいただいているし、この人ビートルズのメンバーの中では、もっとも世俗的に成功した人ですよね。もちろん、その類まれなる才能故の評価なので素晴らしいことと思います。

ジョンがポールのように長生きしていたら、どんな感じになっていたのかなぁ・・・と想像してしまいますが、ジョンの晩年は哲学的、思索的になりだんだんと利他的な思考をするようになって顔の表情が若い頃のギラギラした感じとは全然違っていました。もしかすると音楽は止めてしまったかもしれませんね。

ジョージはビートルズ解散後、その遅咲きの才能を開花させましたが、この人もストイックな人でインド哲学に傾倒していたこともありますが、ビートルズのメンバーの中ではもっとも精神性の高い人という気がします。病死でしたが、ビートルズ時代は、ジョンとポールというスーパースターに挟まれて、自身控えめな性格もあり、あまり目立たなかったですが、ビートルズの中では一番のイケメンだったと思います。晩年はその端整な顔にますます深みが加わりとても良い顔をしていました。

リンゴ・スターについては、幸運にもビートルズのドラマーだった・・・というだけの人とリンゴのファンには申し訳ありませんが、管理人はそう評価しています。でも、ビートルズ時代はそのアイドル性というか人気の一翼を担っていたことは事実です。

さて、今日の主役のポールですが、いつまでも精力的で今年のロンドンオリンピックの開会式でもその力強い歌声が印象的でした。生前のジョンやジョージが言っていましたが、この人はものすごい自信家。確かに作曲の才能、歌の上手さ(ジョンに言わせるとたいしたことないといっていましたが・・・)楽器の上手さ(これについてはポールのベースは素晴らしいとジョンも認めていたようです)どれをとっても一流の才能を持っている人と思います。

特にポールのそのメロディーメーカーとしての才能は、まさに「天賦の才能」。すぐれた作曲家やソングライターは独自の「歌」を持っていますが、ポールの作る曲もすぐにわかる独自のメロディーと雰囲気を持っています。よく、良い曲でもどこかで聞いたことのあるメロディーだなぁ~と思うことがありますが、ポールの作る曲は独自のポール節、物真似ではない、真のオリジナリティのあるメロディを作る人です。ビートルズはジョンもジョージも独自のオリジナリティのあるメロディを書く人でした。

今日は、そのポールの作った曲ではナンバー1ともいえる名曲THE LONG AND WINDING ROADを貼り付けておきます。

この曲、管理人の中では20世紀に作られたポップス系の曲では以前紹介した「Desperad」と並んで、ベスト3に入る名曲だと思います。フィル・スペクターのストリングスの編曲をポールは気に入らなかったようですが、この原曲のコードとメロディを変奏曲のようにアレンジしたバックストリングスとブラスは、この曲のメロディに美しく絡んでいて曲の良さを十分に引き出していると思います。ポール自身も2005年の自分のライブではこのストリングスのバックのメロディをギターに弾かせていたりするので、そう嫌いということでもないようです。

解散寸前のビートルズ、その友への惜別の歌とも言える曲・・・・・

THE BEATLES -【THE LONG AND WINDING ROAD】


名曲ですね!

今日は、ポールのレジオン・ドヌール勲章授与の話から、ビートルズのメンバーの管理人が感じている人となりを書いてしまいましたが、彼らが20世紀の奇跡のスーパースターであったことは間違いありません。

ローリング・ストーンズ

この方たちをいつ取り上げようかと思っていたんですが、ちょうど結成50年を記念したベストアルバムが出るとのニュースを見たので、ちょうど良い機会かなと思って、やっと登場!世界のビッグスター「ローリング・ストーンズ」です!
ちょっと大げさでしたかね^^

しかし、ビートルズが数年という短命で燃え尽きたのとは対照的にストーンズはメンバーの入れ替えこそあったものの、50年とは感慨深いものがありますね。デビュー当初はよくビートルズと比較されましたが、もともとまるで違う個性のグループ。ミック・ジャガーという強烈な個性のリードヴォーカルを中心に活動してきたグループなので、ミック・ジャガーの存在なくしてやはりこのグループの存在というものはなかったような気がします。そのミックのヴォーカルですが、独特のワイルドな声と歌い方。白人とも黒人とも言えないまさにミック・ジャガーの世界です。

またルックスもイケメンというのではないんですが、どこか人を引き付ける独特の魅力のある男性だと思います。女性から見るとミック・ジャガーというのは声といい、そのルックスといいものすごくセクシーだという人が多いです。

デビュー当時はビートルズがどちらかと言えば、優等生的なグループでストーンズはちょっぴり不良グループというレッテルが貼られていましたが、実は、ストーンズのミックは良い家庭のおぼっちゃまです。そんなことはどうでも良いのですが、60代になってもそのパワフルなステージは驚くばかりです。

今日はストーンの初期の大ヒット曲「黒く塗れ」です。日本でも大ヒットしましたが、この動画ではこの曲を印象的なものにしているシタールを存命中のブライアン・ジョーンズが弾いています。ミックも若々しくて可愛いですね。

黒く塗れ-Paint It Black【ローリング・ストーンズ】

And I Love You So

今日は久しぶりにポップスの名曲紹介。

多少洋楽の好きな人なら多分、知っている人も多いと思いますが「And I Love You So」とても良い曲です。作者は「アメリカン・パイ」というヒット曲で有名なシンガーソングライターのドン・マクリーン本人の歌よりもペリー・コモの歌っているのが、大ヒットしました。この曲といえばやっぱりペリー・コモでしょう。

独特の深みのあるメロディーがとても印象的な曲です。よくもこんな良い曲が作れるものだと感心しますが、コモの歌も淡々と歌っていますが、曲調にぴったりとマッチしたとても素敵な歌唱です。管理人もポピュラーソングの中では大好きな曲です。ペリー・コモといえば、アンディ・ウィリアムスのように自分の番組を持っていたようなアメリカではメジャーなポピュラーシンガーですが、日本ではそれほど人気のある歌手ではないようですね。もちろんもう故人ですが2001年にお亡くなりになられています。

蛇足ですが、ペリー・コモって歌手になる前は床屋さん(見習い?)だったんですってね。歌う床屋さんなどと言われたこともあるそうですが、のど自慢のようなコンクールで優勝したのが歌手になるきっかけでした。そういえば日本にも「歌う不動産屋」なんていう異名をとった歌手がいましたね(まだいるのか)(笑)フランク・シナトラと同じイタリア系アメリカ人でしたが、シナトラのちょっとダーティなイメージと違いお人柄もクリーンで真面目な人だったようです。

Perry Como 【And I Love You So】

プレスリーの歌も聴いてみたけど、悪くはないですが展開部で、あの彼独特の細かいビブラートが付いてしまうのがちょっと・・・・減点^^。やっぱりこの曲に関してはペリー・コモです。

ペリー・コモ版は、バックのオーケストラのストリングスの編曲もとてもメロディアスで良いですね。管理人はこのバックのメロディも口ずさんだりしちゃいます。(笑)

カラオケでも歌いたい曲ですが、ピアノでも弾きたくなったので、ピアノ用にアレンジしました。原曲をあまりくずさないようにしました。コードの転回などもちょっと面白いですがピアノで弾いても良い曲ですね。(2016/10/29YouTubeにアップ)