昔やっていたピアノ・トリオ

昔、というのは今からかなり前のことになりますが、私と妻と弟でピアノ・トリオをやっていたことがありました。主にジャズをやっていましたが、もちろん趣味の範疇のお遊びピアノ・トリオです。なぜピアノトリオをやり始めたかというのはあまりはっきりと記憶はしていないんですが(かなりの昔のことなので)その頃私たち夫婦は東京から鎌倉に転居してきて、実家のある横浜まではかなり近くなりました。

月に一度くらいは実家に顔出しをしていましたが、ある日実家に行ったところ、弟がドラムセットを購入していて、私のピアノが置いてある部屋にドラムセットが置いてあったのです。弟は音楽は好きですが、演奏するほうはまるで駄目でギターやエレキベースなど楽器はたくさん持っていますが、どれも弾けるようにはなりませんでした。ドラムなんか叩けるのかなと思いましたが、一応リズムキープはできるみたいでした。しかし、あの大きな音はかなりの近所迷惑かなと思いましたが、当時実家はかなり敷地も広く、奥まった部屋が一ヶ所あったのでそこにピアノやドラムを置いたというわけです。私も当時ピアノでジャズがやれたらなぁ・・・と思っていたので、「ピアノトリオでもやるかね」と持ちかけたところ、弟もやりたいとのこと。でもベースは誰がやるんだ?ということになりましたが、弟が「お姉ちゃん(私の妻のこと)ギターやってたよね、エレキベースなら弾けるんじゃない?」と弟の答え。で、妻に話すと「え~、ジャズのベースなんか弾けないよ」というので「楽譜渡せば弾けるよね」というと「まあ、それなら・・・」妻は学生時代クラシックギターのクラブにはいっていたので、まあ楽譜があればオクターブ低いだけのエレキベースなら弾けるだろうということになり、私がベースの楽譜は書くことにしました。一応妻もジャズ自体は嫌いではないので、なんとか納得してつきあってくれました。

このベースの楽譜なんですが、今改めて当時録音したカセットテープをコンバーターでMP3に直して聴いてみるとなかなか良いんですよね。当時から編曲のセンスはちょっとあったんだなぁ・・・などと手前味噌納得をしています。さて、その演奏ですが、私のピアノはやっぱりアドリブは下手です。でも、今と違って一応はアドリブもできたし、左手のバッキングなども的確なジャズ和音でなかなかちゃんとしています。但し、右手のアドリブは今一どころかかなりひどいです。弟のドラムも変な所でリズムが狂ってるし・・・でも、合奏というのはとても楽しいです。当時私達の住んでいた家にはピアノはなかったし、どこで練習やアレンジをしていたんだろうと思いましたが、そういえば安いエレクトリック・キーボードを持っていました。これで練習していたんだと思います。見つけた音源から「枯葉」と「黒いオルフェ」をYouTubeにアップしてしまいました。音がかなり劣化していますが、テープが動かなくなる前にPCに取り込めて良かったです。

枯葉【Autumn Leaves】

黒いオルフェ【Orfeu Negro】


Luiz Bonfáという人が作った曲ですが、名曲ですね。

その音源から、「スパニッシュ・ステップ」というオリジナル曲と「サテン・ドール」もアップしてしまいました(^^;)妻に言わせると「恥知らず」ということですが、良いんです、趣味の世界ですから。スパニッシュ・ステップという曲はスパニュッシュモード1発の曲ですが、スペインの雰囲気がちょっとは出てるかなと思います。興味のある人は聴いてください。

スパニッシュ・ステップ【Spanish Step】

サテン・ドール【Satin Doll】

こんなの聴くと、今でもピアノを再開して音楽にのめりこんでいる私は、またやりたいなぁ・・・・・と思いますが、多分二人はもう付き合ってくれないと思います。しかも今の住宅事情じゃとても家ではこんなことできません。やるとすればレンタルスタジオでやるか、本格的防音室を作ってやるかですが、後者はすごく大変。まあ、私だけがヤマハあたりの音楽教室にいけばコンボジャズはできると思いますが、今は仕事も忙しいのでちょっと無理かなと思っています。でも、いつかまた再開したいなぁ・・・という希望だけは捨てないでいようと思います。