ラ・クンパルシータ「馬部雄進」

タンゴの曲を弾いたギターデュオというとすぐに思い浮かぶのが「ローリンド・アルメイダとチャーリー・バード」の「TANGO」というアルバム。この二人の世界的なギタリストの弾くタンゴの世界は独自の音楽世界で、管理人の愛聴盤のひとつでもあります。

今日は、このアルバムの紹介ではなく(このアルバムはいつか詳しくご紹介したいと思っています)このアルバムでも演奏されているタンゴの超有名曲「ラ・クンパルシータ」を以前このサイトでもご紹介した管理人の友人の叔父さんの「馬部雄進」さんが、若い頃やはりギターデュオで演奏されています。この曲に関しては、前述の「TANGO」の中のスーパーギタリストお二人の演奏よりも、自由奔放でなかなかに素晴らしい演奏です。

石川嘉信さんというギタリストとのデュオですが、この石川さんというギタリストは全盲の人らしく、当然ですが楽譜は目では読めません。アマチュア?ギタリストのようですが、その即興演奏がなかなか素晴らしく、馬部さんのギターとの息もぴったりです。今日は日本の二人のギタリストの弾く「La Cumparsita」です。

【La Cumparsita】馬部雄進

この動画、世界の名画がずらりと並んでいますね。ベラスケスに始まってアルフォンス・ミュッシャで終わっていたと思っていたら、最後の1枚がありました。かのフェルメールですね。途中も色々な画家の有名作品が出てきます。管理人の大好きな北方ルネッサンスの画家「ヤン・ファン・エイク」の絵もあるなぁ・・・。絵画好きの人も楽しめる動画ですね。

ちょっと余計ですが、大好きな「ヤン・ファン・エイク」の絵アップしておきます。ヤン・ファン・エイクって、本当に素晴らしい画家ですね・・・・

ヤン・ファン・エイク 【ファン・デル・パーレの聖母子】
ヤン・ファン・エイク 【ファン・デル・パーレの聖母子】

アランフェス協奏曲

数少ないギターのために書かれた本格的な協奏曲。作曲者はスペインのホアキン・ロドリーゴ。この人の代表作です。曲は3楽章から成り、特に第2楽章の哀愁のあるメロディーは有名です。ギターという楽器はかなり表現力のある楽器なのですが、いかんせん音量が無い。ゆえにジャズやロックの世界ではピックアップ(楽器の弦の真下に付いているマイク)で音を拾い、これをアンプで増幅するいわゆるエレクトリックギターが一般的になっています。

但し、クラシックの場合は、生音重視のためそのまま演奏されることが多いですが、オケの音量に気を使ったりしてかなり大変なようです。管理人が思うにクラシックだからといって生のギターにこだわらずに、マイクで増幅するなり、ジャズで使うようなピックアップ付きのフルアコースティックギターを使用すれば良いと思いますが、このあたりが悪く言えば、クラシック音楽の世界の偏狭さとも言えます。

この第二楽章は多くのジャズミュージュシャンがいろいろな編曲をしてとりあげています。先進的な編曲家のギル・エヴァンスとマイルス・デイビスの共作の「スケッチ・オブ・スペイン」が特に有名ですね。他にはMJQやギタリストのジム・ホールなどもとりあげています。

今日はちょっと変わった演奏で、クラシックギターの多重録音で聴いてみましょう。ギター2台のための編曲と同じですが、シンプルでわかり易く、原曲の雰囲気を残したとても良い編曲だと思います。演奏も素晴らしいです。この1人二重奏を弾いているギタリストの馬部雄進さん、管理人の友人の叔父さんです。

【魅惑のアランフェス 第二楽章/馬部 雄進】

スペインの風景を写した動画もとても綺麗ですね。